私にとって初めてとなるYouTube運営。
記念すべき1本目の動画をアップしてから8ヶ月が過ぎました。
今振り返ると、本当にあっという間でした。
この8ヶ月、わからないことだらけで、とにかく必死で、ストレスで体調を崩したりなんかもしましたが、
それでも今言えることは、「やってよかった!」ということです。
(現在も進行中)
この気持ちを忘れないうちに備忘録として残しておこうと思います。
YouTubeを始めるきっかけ
私がYouTubeをやろうと思ったきっかけは、ビジネスを教わっている先生から「やってみませんか」とお声がけいただいたからです。
正直、全く乗り気ではありませんでした。
その理由は2つ
- 自己資金が必要
- YouTubeに興味がない
上記の2つのうちでも、重要なのは「自己資金」の問題です。
先生からは、どのジャンルをやるかにもやるが、比較的経費が安いジャンルを選んだとしても1ヶ月10~20万ほどかかると言われました。
生活費とは別に1ヶ月20万もかかったら、もう食べていけないよ?
そんなこともあって全く乗り気ではなかった私。
でも絶対的な信頼を置いている先生なので、ここは先生の言葉を信じて突っ走ってみることにしました。
しかしここからが私の試練の始まりでした。
YouTubeチャンネルの立ち上げと外注募集
今回私がやろうとしていたのは、あくまでもビジネスとしてのYouTube運営です。
- うちのワンちゃん可愛いでしょ~♡見てみて~♪
- 楽器演奏しますんで、見てください!
- 手先器用なんで、ハンドメイド作品の作り方公開します!
etc…
といった、自分の特技や趣味を公開するような趣旨のチャンネルではなく、
完全外注化
を前提として運営します。
つまり、私自身は
- シナリオを書いたり
- イラストを書いたり
- 動画編集をしたり
- 声入れをしたり
といったことは一切せず、これらはすべてプロにお任せし、
私はあくまでも運営者として組織化し、外注さんたちに的確な指示を出す(場合によっては指示出しすらせずとも回るような仕組みを作る)といったことが目的
となります。
ではこれらの外注さんたちをどうやって集めるのか?ですが、
クラウドソーシングのサイトを利用し、こちらの求めるスキルと条件に合致した方と契約を結び、お仕事をお願いするという形で外注さんを探していきます。
…と簡単に書いてはみたものの、これが本当に大変だったのです。
個性あふれる外注さんたち
YouTube運営を開始して8ヶ月、これまでクラウドソーシングのサイトを通して出会った外注さんは100人を超えるかもしれません。
お互いにサイト内でのアカウント名しか知りませんので、顔も本名も知らない方ばかりです。
YouTube運営をすると決めた当時、私は外注さんを探して雇った経験が全くなく、何をどうして良いのやら全くわからない状態でした。
それでもとにかくやるしかないので、見様見真似で募集を出し、応募してくださった方とやり取りを開始しました。
とは言っても、得られる情報は相手が公開しているごくわずかものだけ。
いったい何を見れば良いのか?
相手の顔も名前もわからず、公開している情報が本当かどうかもわからない。
一体どこを見てどう判断すれば良いのか、全くわかりませんでした。
7ヶ月経った今なら、見るべきポイントもわかります。
契約する前に確認すべきこともわかります。
でも当時の私は世間を知らない幼稚園児みたいなものなので、結果的にこの外注さんとの対応に振り回されることになってしまいます。
短い文章からでも人柄はある程度伝わる
私は、何人もの方とやり取りを重ねるうちに
契約前に必ずメッセージのやり取りを複数回行う
ことを徹底するようになりました。
仮に、こちらが知りたい情報が応募文やプロフィールページにすべて載っていたとしても、です。
個人差はありますが、このメッセージのやり取りで多少なりとも相手の人柄が見えてきます。
- 人柄の良さが伝わるほんわかした空気感の方
- 一切隙がなく、非常にとっつきにくい方
- トゲトゲしい物言いをする方
- そもそもコミュニケーション能力に問題ありと感じる方
チャンネルの運営者としては「必要な能力があればあとは何でもいい」と考える方もいるかもしれませんが、私が今でもとても大切にしているのは、
能力<人柄
です。
語弊があるかもしれませんが、人柄さえ良ければグダグダなシナリオでもOK、とにかく一生懸命やってくれれば棒読みナレーションでもOK、とかそんなことを言っているのではありません。